漆は「麗しい(美しい) 潤す 潤汁」という言葉が由来と言われています。 自らの身に受けた傷を癒すために出す樹液。漆という漢字には〈キヘン〉ではなく液体を表す〈サンズイ〉が使われていることからも、昔の人は「漆」を樹である前に液体を出すものとして特別に捉えていたのでしょう。 世界中に漆科の木はありますが、その中でも日本の生活と日本の漆の優れた成分とがあいまって、すばらしい文化が生まれました。